知らなかった!旨味や栄養素マシマシ!実は「冷凍」すべき食材まとめ

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知らなかった!旨味や栄養素マシマシ!実は「冷凍」すべき食材まとめ

一人暮らしや主婦には嬉しい、料理の時短テク。数多くの料理に関するライフハックが紹介されていますが、今日は「冷凍すべき食材」について見ていきましょう。みなさんは、スーパーで野菜などを買って、冷凍庫に入れることはありますか?野菜って、冷凍庫とはあまり結びつかないですよね。「冷凍したらベチャベチャになるのでは」「解凍するとき大変そう」と思う人もいるかもしれませんが、実はむしろ「冷凍するとよりおいしくなる!栄養素も増す!」そんな嬉しい効果をもたらす食材もあるんですよ。それでは、冷凍するとより良い魔法の食材をご紹介していきたいと思います!

知ってた?この食材は冷凍マスト!

えのき

えのきは、冷凍すべき食材No.1といわれるほど、栄養の宝庫。生のまま調理するよりも、冷凍するとキノコキトサンという栄養分が12倍にも膨れ上がるのだそう!また、冷凍することで旨味がギュッと濃縮され、生のえのきよりも濃厚な味になります。凍っていく過程で細胞壁が破壊され、旨味を作り出す酵素のはたらきが活発になるのだそうですよ。冷凍した場合のえのき 賞味期限は約1ヶ月。いつでも好きな時に、冷凍庫から出して使うことができますね!

しじみ

しじみも、冷凍することで細胞が壊れ、グルタミン酸とアラニンという旨味成分が吸収しやすくなります。しじみの栄養素としてよく知られているオルチニンは、冷凍すると8倍にも増量することが分かっているのだそうですよ。

ブルーベリー

ブルーベリーは、冷凍することで細胞が壊れ、抗酸化作用のある「アントシアニン」を効率的に摂取できるようになるのだそう!それだけでなく、ビタミンCやポリフェノールなども、冷凍することで増えるといわれていますよ。また、凍らせても食感がベチャッとすることもなく、アイスのような感覚で食べられるので、夏のデザートにも最適ですね!

ほうれん草

ほうれん草を冷凍するときは、生のままでも茹でてからでも、美味しさをキープすることができます。生のまま冷凍するときには、根元の土を洗い落とし、水気をきって小分けにしてから冷凍すると良いでしょう。凍ったまま味噌汁などに使えるので、時短テクにもぴったり!また、凍っている状態でめんつゆをかければ、少しずつ解凍されながらめんつゆが染み込んでいき、美味しいおひたしの完成です。茹でてから冷凍すると、甘みが増すそうですよ。

大根

大根は、冷凍すると繊維が壊れるので、調理する際に味がよく染み込むようになります。下茹でせずにそのままお鍋にポン!と入れられるのは、助かりますね!それだけでなく、冷凍した大根は、生の大根よりも食感がホロッとして、やわらかくなるんですよ。

また、大根に下味をつけたまま冷凍すれば、解凍するだけで一品料理に。冷凍している間にじっくり味が染み込むので、時短テクにもなります。

ブロッコリー

ブロッコリーは、生のものを調理するときと同じく、小房に分けて水洗いし、冷凍するだけ。1ヶ月も持たせることのできる冷凍テクですが、1つだけ注意点も。ブロッコリーは、冷凍すると花蕾がポロポロと崩れやすくなってしまいます。他の食材やブロッコリー同士が重なると余計にボロボロになりやすいので、保存容器に入れて冷凍することをおすすめします。自然解凍すると水っぽい食感になってしまうので、凍ったまま茹でたり焼いたりして、水分を飛ばしてからいただきましょう!

もやし

家計に優しいけれど傷みやすくもある、もやし。冷凍することで失われてしまうのは、シャキシャキ食感だけ。それ以外は、生のものよりもおいしくなっているのだそうですよ。たとえば、冷凍したもやしは味が染み込みやすくなっているので、炒めものやスープに使えばよりおいしく食べることができます。水洗いし、しっかり水気を切ったら、空気を抜いて冷凍庫に入れておきましょう。

逆に「冷凍してはいけない」食材もある!

さて、冷凍すると栄養素がアップしたり、おいしくなったりする食材を紹介してきましたが、実はその真逆のパターンもあるんです。そう、冷凍するとおいしくなくなってしまう食材。知らないと、せっかくの新鮮食材をダメにしてしまうかも…。

これを機に、覚えておきましょう!

  • ジャガイモ:水分が抜けてパサパサに…
  • ごぼう:水分が抜けて筋が残ってしまう
  • たけのこ:水分が抜けて筋っぽくスカスカな食感に…
  • 卵:冷凍することで殻が割れ、サルモネラ菌が増殖しやすい
  • 豆腐:スポンジのような食感になってしまう
  • こんにゃく:ゴムのような食感になってしまう

主に、水分や繊維を多く含む食材は、冷凍には向いていないとされています。きのこのように、冷凍することで成分が壊れ、栄養を吸収しやすくなる効果がある食材もあれば、成分が壊れることで食感や風味も崩れてしまうケースもあるのです。しかし、下処理をしたり調理をした状態で冷凍すれば、解凍してもおいしく食べられるものもありますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?意外な食材も、冷凍することで旨味アップ!栄養素マシマシ!という嬉しい効果があることが分かりましたね。冷凍することで、生のものよりも長期保存が可能になったり、次に調理をするときにパッと出してすぐフライパンに入れられたりと、時短テクにも一役買うことになります。冷凍できる食材はどんどん冷凍にストックしておき、よりおいしく栄養満点なメニューに生まれ変わらせてしまいましょう!

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