WBC日本代表の歴代監督は?選出の理由もあわせて徹底調査

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WBC日本代表の歴代監督は?選出の理由もあわせて徹底調査

2023年3月に開催された第5回WBC、栗山監督率いる侍ジャパンが三度目の世界一に輝きました!これまで錚々たる面子が務めてきたWBC日本代表の監督。

今回は歴代監督について紹介しますよ。

第一回、王貞治

2006年に開催された第一回WBCの日本代表監督は、王貞治さんが務めました。初代WBC 監督、王貞治 現在は福岡ソフトバンクホークスの取締役会長や日本プロ野球名球会顧問を務めていますが、当時は福岡ソフトバンクホークスの現役監督でした。

初めて開催される、野球だけの世界大会。その監督としては、通算868本塁打を放った「世界の王」こそが相応しいですよね!監督としても、2003年にダイエーホークスを日本一に導き、2004年、2005年もチームをリーグ勝率一位に導くなど、確かな手腕を示していました。実際に王貞治さん率いる日本代表はWBC初代世界一に輝きました!

第二回、原辰徳

2009年に開催された第二回WBC、同大会の監督の人選はかなり難航しました。前回監督の王貞治さんは2008年にホークス監督を退任、体調にも不安が見られたことから監督を辞退、一番の監督候補だった星野仙一さんは2008年の北京オリンピックで日本代表を指揮し、メダルを逃す結果に終わったことから世論の反発が大きくなっていました。最終的に選ばれたのは、当時も読売ジャイアンツの監督を務めていた原辰徳監督でした。

侍ジャパンの名付け親

原辰徳監督がWBC監督就任に至った経緯は少し複雑な物でした。星野仙一氏が就任を辞退すると、代表監督は2008年のシーズンで日本一となった監督を起用する方針に。当時、既にセ・リーグはジャイアンツ、パ・リーグは西武ライオンズが制しており、日本シリーズは開催前という状況でしたが、ライオンズの渡辺久信監督は同年就任一年目だったことから、日本シリーズの結果が出る前に原辰徳監督に決まったのでした。侍ジャパンの名称はこの時から使われるように。何を隠そう、原辰徳監督が「サムライジャパン」の名付け親なんですよ。

第三回、山本浩二

第二回の監督選出が難航したことから、早め早めの監督選考作業が行われた第三回。大会時期がNPBシーズン開幕直前の三月であることもあり、現役監督に任せるには負担が大きいという声もありました。最終的に2013年開催の第三回WBC日本代表監督に就任したのは、2005年を最後に現場からは離れていた山本浩二さんでした。ミスター赤ヘルの異名で知られる名選手です。大会優勝は逃してしまった山本浩二さん、二連覇中の日本代表を率いるプレッシャーは相当のものだったはずですよ。

第四回、小久保裕紀

常設化されることとなった侍ジャパン、2013年10月にその初代監督として就任したのが小久保裕紀さんでした。通算2041安打を放ち、ホークス、ジャイアンツで活躍、その両方で主将を務めたキャプテンシーに溢れる名選手でしたが、現在はホークス二軍監督を務めているものの当時は指導経験一切なし。2015年のプレミア12で侍ジャパンは3位に終わり、小久保裕紀さんの采配は強く批判されましたが、2017年のWBCにも続投されました。結果は準決勝でアメリカ相手に敗退、しかし予選リーグ無敗は初めてのことで、その奮闘は多くの野球ファンから高く評価されましたよ。

第五回、栗山英樹

2021年に開催された東京オリンピックで侍ジャパンを金メダルに導いた稲葉篤紀さんが勇退、その後を継ぎ2021年12月に侍ジャパン監督に就任したのが栗山英樹さんでした。2021年シーズンに、10年にわたって務めた北海道日本ハムファイターズの監督を退任したばかりということもあり、監督としての経験は豊富、ブランクは最小限に抑えた状態で、一年間かけてチーム作りを行い2023年のWBCに臨むことができましたよ。その人脈と人望を活かし、最高のチームを作り上げた栗山英樹さん、見事全勝での世界制覇を成し遂げたのでした。

最後に

今回はWBCの歴代監督について紹介しました。

栗山英樹さんが退任し、2026年に開催されるWBCで監督を務める人物はまだ決まっていない模様。誰が監督になるのか、今から楽しみですね!

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